存在美学研究所が担う社会的役割
1970年代より広まり出したグローバリゼーションという概念は、
残念ながら世界を単一化に向かわせ、支配層と非支配層という二極化を助長させてきました。
支配される側は無自覚のうちに人生が狭められていくため、
考えることをしなくなり、創造性が乏しくなっていきます。
それはますます支配層と非支配層の溝が深まるという悪循環を生み出しています。
本当の意味で、豊かで素晴らしい地球生活を実現するためには、
個人や自民族の独自性というものを再認識し、創造性を育まなければならないのです。
当研究所では、この世界で日本人にしかない天才性、その人にしかできない役割とは何かを探求し続けます。
『社会』の最小単位であるパートナーシップが個々人の愛の真実に基づき自由に花を開き、
その豊かな精神性の元に育った子供たちが、日本人としての誇りを持って世界に貢献できるよう、
日本人の独自性の研究と教育、プログラムの開発との提供に尽力いたします。
Hirako (38)_1024
撮影:Borna Kazerani