
「特に不満はないし、仕事は楽しいのだけど・・・」
社員がこんな風に、言葉にできない漠然としたモヤモヤを抱えているとしたら、どうしますか?
職場のみんなが幸せに生き生き仕事をしてほしいと思う時、
一つ、とても気づきづらい問題があります。
それは企業文化に染まりすぎて、思考が小さな枠に留まってしまう、という点です。
特に、コミュニケーションが活発でみんなの仲が良い会社の方が、この落とし穴にハマりやすいのです。
コーポレートコーチングを受けていただいた従業員の体験談です。
「遊びたいけどいつかは院長をしなければならない」とずっとプレッシャーに感じていましたが、
ヒロコ先生の「それ、やりたい事は遊びなんじゃない?遊びを仕事にしている人いるよ?」
という一言により、一気にそのプレッシャーから解放されました。
今まではいつかは院長をしなくてはならないと思っていたので、渋々経営のセミナーに休日でも参加したりしていましたが、
今はきっぱり「参加しません。」と言えるようになりました。
いつか自分から100%勉強したいな。と思えるセミナーがあれば、そのセミナーには休日でも参加していこうと考えています。
他のみんなが院長を目指しているから、自分も当然その方向なんだろうな・・・。
気づかないうちに、自分が勤めている会社の枠内で方向性を定めようとしてしまう。
うっかりするとそのループにハマり、なんとなく心が疲れているけど原因がよくわからない、という状態に陥ります。
特に不満はないのだけど。。。というセリフがで始めたら黄色信号だと思ってください。
やりがいや、そもそもの目的意識を見失っている頃かも。
従業員がこんな状態の時、モチベーションを上げて頑張れ!などと言っても解決になりません。
不満がないのになぜモチベーションが下がっちゃっているのか、本人ですらわからないのだから。
こんな時、経営者としてあなたができることってなんでしょう?
ぜひ、その従業員の魂が求める純粋な夢を引き出してあげてほしいんです。
会社の枠に囚われすぎてしまった目線を、もっとずっと先、例えば20年先の自分の姿として描かせ、視点を変えさせてみるんです。
・どんな夢を持っている人なのか?
・どんな生き方をしたいと考えているのか?
・どんな人で在りたいと思っているのか?
上下関係もなく、ただ人と人として話してみましょう。
きっと心の通じ合う、素敵な時間になるはず。
でも、、、
夢なんて語らせたら、うちの会社を辞めてしまうんじゃないか。。。
そんな心配はご無用!
それどころか、、、、
会社の魂が叶えたい夢、
経営者であるあなたが叶えたい夢、
そして従業員それぞれが叶えたい夢が、ジクソーパズルのように組み合わさって、
今まで誰も考えつかなかったようなヴィジョンが浮かび上がり
そこからイノベーションが生まれるのです。
しかも、
すでにそのイノベーションを起こすためのエキスパート集団がすでにここあるじゃないか!
ということを発見することになるのです。
なぜ従業員の夢を聞くことがイノベーションにつながるのか?
また改めてお話ししますね!
奇跡のような一体感を持ってこの社会に価値を生み出していく、
存在美学研究所がお届けするコーポレートコーチング。

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